境内社のご案内

大山祇神社                                   御祭神 大山祇命(木花開耶姫命の父神)                        

都萬神社摂社として鎮座します大山祇神社は、都萬神社の御祭神木花咲耶姫命の父君であり、山の神として崇められる大山祇命をお祀りしている神社であります。故に木花咲耶姫命の御父様であることから小戸神社・宇戸神社また、本殿の北奥に御隠居住いとして鎮座しておりましたので、奥の宮とも申します。古くより林産業者の崇敬厚く、旧暦正月、五月、九月の十六日を「山の神祭り」として神事を続けております。尚、咲耶姫命が無戸室に火を放ち三皇子をお産みになられた際に大山祇命がすぐさま駆けつけ火を鎮められたとの故事により、火鎮の御神徳厚く、江戸時代頃から地域の信仰と鎮火祈願の場として旧暦十一月初巳の日を「うとん祭」と呼んできました。現在では、十二月初旬に市内遠近より消防署員、消防団員が集り祭典を行っております。創立の年代は定かではありませんが、現在の社殿には九曜星の紋章が保存されておりますので、伊東時代(約五百五十年前)の建立かと推測されますが、この以前にもあったものと存じます

霧島神社                      御祭神      瓊々杵尊

四所神社                                             御祭神 磐長姫神、豊受姫神、天児屋根命、太玉命

八坂神社 御祭神 素戔嗚尊

 妻八坂神社は、「祇園さま」とも呼ばれ、約130年前に地元の有志によって商売繁盛・町内発展を願い創建された神社です。創建間もなく町内の消防に携わる互親連(互親組の前身)が組織され、妻八坂神社の夏祭りである祇園祭に携わっていくようになり、町内安寧と病魔退散を祈願し、御神幸を行って参りました。その後、太鼓台が導入され、御神幸は神職等に委ねられましたが、御供の者として関わって参りました。名称を互親組と改めた現在でも、太鼓台出発前には妻八坂神社前にてお祓いを受けております。近年では、祇園祭も「西都夏まつり」と呼ばれるようになりましたが、御神幸の担い役を厄年にあたる妻中学校卒業生が携わるようになり、「厄みこし」として地元の人たちに親しまれるようになっております。

乳神 

 都萬神社の御祭神、木花開耶姫大神は、三つ子の皇子を無戸室でお産みになり母乳だけでは足りないので、狭田の稲で甘酒をお造りになり、これをお乳代りとして御養育されたと伝えられ、今尚、秋の例大祭には甘酒を造って奉献する習慣が残っています。婦人がお産されて母乳の足りない方はこの神社にお参りして祈願され、お乳が出るようになったら甘酒をもってお参りされることになっております。

稲荷神社 御祭神 宇迦之御魂命


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